圃場の早春の土壌内では・・・・
MOG-A1菌が活性化するとき、根粒菌MOG-K102菌も活性化する。
二の菌が共生した資材を作れば・・・・
日本列島の春化秋冬での圃場に使える・・ものが作れる。
MOG-K102菌の発見で、究極の資材が作れる。
SmartMax TerraNorn と命名。
ネイチャーに論文提出後・・・発売予定。
SmartMax GreatRayと二つ作れば・・・・地球のほとんどの陸地、大地、圃場をカバーする。
ハーバー・ボッシュ法のアンモニア合成を超える・・かもしれない。
根粒菌MOG-K101菌。
全然・・コロニーが見られない。
根粒菌MOG-K102菌
大きなコロニーが形成
MOG-A1菌のコロニー。
氷温でMOG-A1菌が繁殖できる
アオカビのコロニーも発生。
アオカビの胞子も氷温下で
発芽する。
大自然の微生物の世界にも「社会」がある。
微生物も一人では生き続けることはできない。
「菌従属菌」とでもいえる・・・他の菌に依存しながら生きている菌が非常に多い。
依存する相手の菌が・・・側にいない状態では・・・「休眠」して・・・次の時期をひたすら待つ。
完全無農薬栽培で使用するMOG-A1菌は、木材腐朽菌であり、更に植物を援助する「菌根菌」である。
この分解菌の周囲、植物の根圏には、作りだす炭素源を求めて、多様な菌が生息しているが、
MOG-A1菌は、その中の一部の菌を「菌社会」「菌ネットワーク」を形成している。
他の微生物を不活性化させるにもかかわらず、一部の菌達とは「ネットワーク」を形成している。
その菌叢を形成する菌に「根粒菌」「放線菌」があることが解った。
ネットワークを形成するには条件がある。
MOG-A1菌と活性、繁殖する温度域が同じで、しかも同じスピードで繁殖できる菌であること。
MOG-A1菌と同じ成分、養分で活性、繁殖できる菌であること。
MOG-A1菌と同じ環境下で活性、繁殖できる菌であること。
土壌内には多様な微生物、細菌・・・も生存しているが、上記の三項目に合致した細菌は非常に少ない。
日本再生循環緑化研究所 宇井 清太の研究では、根粒菌が見つかっているが、
その根粒菌根にも夥しい種類があり、上記の三項目に合致する菌はMOG-K102菌のみである。
その一つの項目として・・・
日本列島の圃場における春夏秋冬の土壌温度、環境条件、土壌成分、養分成分で
MOG-A1菌と同調し菌叢を形成できる根粒菌はMOG-K102である。(現在までの研究では)
実験室での25℃のような温度での試験で同調、共生しても・・・
実際の圃場の冬期間、早春の土壌恩では同調、共生出来ない菌では、使い物にならない。
これまでの菌農業資材は、この春夏秋冬の土壌を想定していない。
このため、実際の圃場に使用したとき、思わしい結果が出ないのである。
そういうことで、今回の試験は「雪中」の「氷温」での木材腐朽菌MOG-A1菌、
根粒菌MOG-K101菌、根粒菌MOG-K102菌の繁殖スピード試験を行った。
供試材料
木材腐朽菌 MOG-A1菌
根粒菌 MOG-K101菌
根粒菌 MOG-K102菌
ハイポネックス培地 オートクレイブ
試験方法
オートクレイブ培地に菌を塗布
雪の中に埋めた。
処理日 2019年1月13日
写真撮影 2019年1月20日
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